新築祝いの贈り物・プレゼント

名前入りグラス

友人の新居祝いにグラスをプレゼントしました。
臨床医である友人は夫人と二人暮らしで経済的に余裕があり、新築祝いと言っても何を贈っても印象が薄いだろうと思っていました。

東京からはるばる訪ねて行く、という行為以上の何かを用意することは諦めていましたが、約束した日の２週間前になんとなく閃いて貴工房にグラスを発注しました。

友人に渡す際に、包装を開ける前にネタをばらしたので、夫人が一刻も早く中身を見たいのか、もどかしく最後の紙の包装を解いていく姿とそのわずかな時間が自分も嬉しく感じられ、贈り物というのは贈るほうも嬉しいものだ、というのはこういうことか、と改めて感じました。

包装が解かれ、友人と夫人がグラスを眺めているところへ、その品物を選らんだ理由をボクが述べ、友人はグラスを手にとって回しながら名前と日付が刻んであるのを見て、「今日の日付が入っているから記念になるよ」とボクに伝え、夫人はさっそくグラスを流し台に持っていき、記念品としてのグラスに実用品としての役目を与えました。

わずか５分間ほどの「贈呈式」でしたが、友人の新築祝いとしてささやかだけど相応しい儀式ができました。
これからも、贈り物の切り札として貴工房をあてにしていきたいと思いました。（H様より）